2015.11.12
引越しをして、11月から立川市民になりました!
これまで上京してから23区住まいでしたが、ついに大好きな多摩地区暮らし。
引っ越したら西側にいっぱい行けるから、と引越前に西に行くのを我慢していたので早く遊びに行きたい!
引越しも落ち着き、遊びに行く余裕が出来たので、まず行ってみたのが高尾山。
言わずと知れた関東のメジャー登山スポット。
まさか電車で行くわけ無いじゃないですか〜もちろん自転車ですよ。
立川から高尾山口までは20kmくらい!それに登山が含まれるのでちょうどいい運動具合です。
高尾までは甲州街道をガーッと走れば到着しますが、車が多いかな〜と思い、途中から浅川沿いのサイクリングロードを使ってみることに。
浅川ゆったりロードという名前が付いている自転車道。
名前の通り、ゆったり走るのに向いてます。通勤通学の利用者が結構居ました。
道も細いのでスピードは出せません。
あと終盤は舗装状況も良くないので少しストレス…
帰りは甲州街道を使って帰りました。
車は多いですが意外と走りやすい路肩なので、ロードなどで走り抜けるなら甲州街道のほうがいいですね。
高尾山口駅に到着しました〜。
混雑を懸念して、朝到着しましたがそれでも登山客がいっぱい。
こ、これがミシュランの力…
ちなみに氷川神社側の高架下に無料の駐輪場がありました。便利!
下から歩いても良かったんですが、私リフトって好きなんですよね〜
小さいころ大分県の別府にラクテンチっていう遊園地があって、そこにリフトがあるですけどそれが大好きでいつも乗るのを楽しみにしていました。
ちなみにラクテンチの一番のイチオシはアヒルのレースです。
人生初めての賭博はここでした。
というわけで、リフトに乗ります。
わ〜楽しい!この浮遊感がたまりませんね。
写真取られるのがすごい嫌ですが。帰りに気づいたのですが、撮らないでくださいってサイン送れば撮られないんですね。往路の印刷代すいません。
あっという間に山上駅に到着。この時点でいい眺めだ〜
さていよいよ登山開始です。
今回は初めてなので、大道の1号路で登ってみます。
全行程舗装されてるので登山感薄い。どんな人でも登れるお手軽コースですね。
中腹に鎮座する薬王院は、真言宗智山派の関東三大本山のひとつ。
聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、行基菩薩により開山されたと伝えられ、後に俊源大徳が入山し飯縄権現を守護神として奉ったことから、飯縄信仰の霊山であるとともに修験道の道場として繁栄することになりました。
開山当初に本尊として祀られたのが薬師如来だったのが薬王院の名前の由来なんだそうです。
飯縄大権現の眷属とされているため、境内には沢山の天狗の像が建っています。
本堂から奥へ進み階段を登ると、薬王院の本社権現堂があります。
お寺の中にある神社。神仏集合の様子が残る形態ですね。
そもそも「飯縄大権現」の「権現」という称号は本地垂迹思想による神号の一つです。
「本地垂迹」とは、仏こそが神の真の姿「本地」であり、日本の神々は人々を救済するために仮に神という姿で日本に現れた「垂迹」であるという考え方。
仏が権(か)りに神として現れる→「権現」
神社建築で入母屋造の本殿と拝殿を幣殿で繋いだ権現造りという建築様式が多く見られるのですが、そういう場合大抵元々神仏習合だった寺や神社だったりします。
高尾山の権現堂ももちろん権現造りです。
神仏習合の考え方って、すごく人間的というか日本人的で面白いな〜といつも思うので、神仏習合の形態を残す場所に訪れるの好きなんですよね。
薬王院からあっというまに山頂に到着しました!
599mってどうにかしてあと1m足せば600mになるのにね。
曇りがちな日だったので、抜け感が無いのが残念。
自宅から持ってきたおにぎりと、山菜きのこ汁を食べてしばし休憩しました。
だんだんと人が多くなってきたので、混雑必至の1号路は避け、4号路で降りてみることに。
1号路とは違い、舗装されていないので、高尾山でたまに見かけるおしゃれブーツやハイヒールではかなり危険なかんじ。それでも1組見ましたけどね、スーツに革靴とヒール付きのブーツで登ってるカップル。足挫いちゃうぞ?
4号路のシンボル的な存在、吊り橋。
帰りもリフトで下山。景色がいいです。
降りてきたらこんな行列になってました。
こ、これがミシュランの真の力…
本当に手軽に登れて、家からの自転車での距離もちょうどいいので、たぶんちょくちょく訪れることになるでしょう。
後から知ったのですが、「健康登山手帳」というのがあって、薬王院への来山1回につき1回ご朱印を頂け、計21回で満行となり、冊数によってグッズが貰えたり精進料理が食べれたりするというものがあるそうで、これは是非ともやりたい。
来年はこれ1冊満行するのを目標に高尾山に訪れようかな〜。