2023.3.9
梅が見頃になるこの季節が一番ワクワク、ソワソワします。暖かい日と寒い日が交互に来たりして、本格的に春とも言えないやきもきする気持ちとか、だからこそ暖かい日が特別嬉しく感じたり、気候に一喜一憂させられるのって楽しかったりしませんか?
今年も待ちに待った梅の季節が到来!日々、見頃情報などをチェックして、観梅スケジュールをたて、短い梅の季節を楽しみます。
今年最初の観梅スポットは「府中市郷土の森博物館」と「谷保天満宮」。この2つは多摩川CRを使って行けて、距離も程よくサイクリングにちょうど良いので、観梅ハシゴポタをすることにしました。
まずは府中郷土の森へ。熊野神社古墳の裏を横目に見つつ裏道を抜け、甲州街道の旧道を走るのがお気に入り。途中、線路跡の様な道が南北に伸びています。ここはその昔多摩川の砂利を運搬するための鉄道が走っていたそうで、現在では「下河原緑道」という遊歩道になっています。まーっすぐ南へ向かうと、今回の目的地である郷土の森へ突き当たります。
この辺り、とても遊歩道が充実しているようで、分岐がたくさん。今度は別の遊歩道も走ってみたいです。
梅の季節の訪問はもう3度目くらいなので、どこに向かえば梅が咲いてるかを把握しているので、割とサクサクと歩みを進めます。初めて訪れる梅園だと、一番きれいに見えるところはどこかな?とくまなく歩き回ってしまうのですが、慣れた場所だと園内の配置を知っているので、梅に集中することができて良いな〜と思いました。
間近で梅の花を観察するのも面白いのですが、個人的にオススメなスポットが「旧府中町役場庁舎」。上から梅を見渡せるので中々きれいなのですが、なぜか毎回誰も居ないので貸切状態で静かにぼんやり梅を見下ろす時間を過ごせます。
古い建物のレトロな窓枠から梅を観るのも中々乙ですよ。
お次は、多摩川CRを北上して谷保を目指します。
自転車乗りなら全員認識しているであろうワイズロードで多摩川を離脱して「三屋通り」に入って直進すると谷保に到着です。
あいかわらず境内にはたくさんの鶏。つやつやだ。
梅園は端から端まで見渡せてしまうくらいのこぢんまりとした規模ですが、その素朴な感じがまた良いのです。お散歩ついでに立ち寄ったと思しき近所の方がたくさんいるような愛され梅園でほっこりします。
多摩エリアではおなじみの梅の名所2つですが、どちらも何度でも行きたくなるお気に入りの場所。ただいまと言いたくなるような、ホーム的存在の梅スポットです。