2012.12.27
今回は、18切符を使ってのんびり輪行の旅で実家へと帰省しましたのでその道ほどでも書いてみようかと思います。
青春18切符はJRが発売している切符で、全国のJR線の普通列車が1回あたり2,300円で1日乗り放題になります。
私は昔からこの切符にはお世話になっているんです。
基本的に「乗り物に長時間乗っている」という状況が得意、というか好きなのでまったく苦はありません。
車に12時間乗ってようが、飛行機に14時間乗ってようが、ほとんど眠りもせずに移動時間を楽しむ派です。
私の実家は山口県です。
本州の西の端っこ、フグやら、錦帯橋やらで有名なあの山口県です!
現在住んでいる東京からは移動距離1030km!
普通電車での乗車時間18時間の長旅です。
ちなみに新幹線だと5時間弱、飛行機だと1時間30分くらいです。
始発に乗っても到着するのは終電ギリギリです。
東京からなら、スムーズに行けば小倉(北九州)までが1日で移動できる最大距離だと思います。
でも、これまで何回も18切符を使用していて、なかなかスムーズに行かないのが常なんですよねぇ。
事故や天候などなど、時刻表通りには行かないことが多々あります。そうすると、乗り換えがスムーズにいかず、3,40分待つことになり、終電に間に合わなくなるなんてこともあります。
なので私はいつも2日かけて移動するようにしているんです。
そうすると時間にたっぷり余裕ができるので、寄り道をしながら帰ることができます。
今回、18切符での帰省を決定付けた一つの大きな要因が、自転車です。
都内以外のいろんな場所を自転車で走りたい!というのと、いつも車で移動していた山口を自転車で移動してみたい!という欲求の元、輪行旅行が決定しました。
今回一緒に旅をした相棒は、「WACHSEN Angriff BA-100」。
電車内に自転車を持ち込むときは輪行袋に入れて持ち込まなくてはいけません。
もちろん普通のロードバイクでも、現在の愛車であるGios Anticoのようなミニベロも輪行できるのですが、はじめは折りたたみのほうが簡単でいいかな、ということで BA-100くんとの旅にしました。輪行用として買ったみたいなところあるし。
まずは、朝4時に家を出発して、目白駅まで向かいました。
池袋のほうが近いのですが、ホームまでが遠そうだな、と思い目白駅へ。
改札に入る前に自転車を折りたたみ、輪行袋へIN!
それから改札で18切符に1つ目の印を押してもらい、ホームへおります。
4:36分の始発に乗り、いざ出発!!
5:10 小田原行きに乗車。
品川駅駅からは東海道本線になります。
輪行袋は邪魔にならないところに置きましょう。
今回は車椅子の方用のスペースをお借りしました。もちろん車椅子の方が乗られたら避けなければなりません。
6:22 小田原で熱海行きに乗り換え。
今度は先頭車両におかせて貰いました。
6:49 熱海で浜松行きへ乗り換え。
乗車時間149分で、この日の乗車時間では最長。
途中、浜名湖を渡ります!
この周辺も自転車で走ったら気持ちよさそう〜。
名古屋に停車中です。
ここから大垣の区間は、学生時代頻繁に使っていたので、とても懐かしい気持ちになりました。
川を3本渡るところがすごく好きなポイントです。
最後に揖斐川。この付近にすんでたことがあるので、よく遊びに行っていました。
京都の街を走ってみようと思いまして、今回は京都旅。
京都旅行のことはまた改めて書くことにしますね。
17:21 京都駅を出発し、岡山を目指します。
21:08 途中姫路駅で山陽本線に乗り換えて岡山に到着です!
1日目はここまでの移動にしました。
そしてネットカフェで始発が動き出すまで待機です。
最近のネットカフェはシャワーもついてて、ソフトクリーム食べ放題だったり、ジュース飲み放題だったり、横になれる席もあったりで普通に快適なんですよね。
8:59 ついに山口県に突入です!岩国着。乗り換えはこれで終了です〜
11:14 ついに新山口到着〜!長旅お疲れ様でした!
ここからは実家まで自走!
2日目は、なんとも天候に恵まれず、寄り道することができませんでした…
予定では、しまなみ海道を滑走するつもりだったんですけどね…
輪行初体験は、とりあえず無事終わりました。
もっと大変かと思っていましたが、そこまで苦労はしなかったですね。
相棒のBA-100は13kgあるんですが、乗り換えくらいだったら担いでも全然だいじょうぶです。
ただ終盤はちょっと肩が痛くなりましたが、すぐ治りました。
私は、昔20kg前後の荷物をもって移動していた経験があるので、「それに比べたら楽」という感じです。荷物を持っての移動が苦になる方は大変かもしれません。
他の乗客に迷惑にならないように、というのは念頭に置いて、あとはあまり気負ったりせずに旅先の楽しい計画を思い描きながら輪行してみてはいかがでしょうか。