池淵史跡公園で練馬の歴史に触れる!

ポタリング

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今回は前回の石神井ふるさと文化館のお隣にある池淵史跡公園へ行って来ました。
最近ちょっと小忙しくて、新しいルートを開拓できないでいます。
お決まりのコースを回ってくるくらいしかできなくて、マンネリ気味…
そんなお決まりコースの一つが、石神井公園をクルッと一周してくるルート20kmくらい。
一番行っている回数が多いので、ふるさと文化館に行った日とは別に池淵史跡公園へもちょっと立ち寄ってみました。
前回行った時は、外観だけパシャッと写真を撮って、すぐ文化館の方に入っちゃったんです。
本当は前回、池淵史跡公園も一緒に記事にしようと思ったんですけど、長くなるなぁと思って分けてみました。
せっかく分けるならと思って、内観も別の日に撮って来ましたよ〜。
外観と内観の写真が明らかに別日なのはそういった理由です(笑)

池淵史跡公園

練馬区登録史跡である池淵遺跡を埋め戻し保存して整備した公園です。
園内の各所に、区内にあった庚申塔や馬頭観音などの江戸時代の石造物も配置されています。
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池淵遺跡では旧石器時代の石器ブロック、縄文・弥生時代の竪穴式住居跡などが発見されたそうです。
上の写真は「縄文時代の竪穴住居跡」。
昭和47年の発掘調査で発見されたもので、今から約5000年前の住居跡だそうです。

旧内田家住宅

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こちらが池淵史跡公園のメインとも言える、旧内田家住宅です。
旧内田家住宅は、明治20年代初頭に練馬区中村に建てられた民家です。
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平成19年に建物をいったん部材ごと解体して、ふるさと文化館の屋外展示として平成22年に池淵史跡公園移築復元したそうです。
部材の一部には、江戸時代の古材も使われているんだとか!
部材はほぼそっくりそのままを使用しているらしく、ひとつひとつの部材に番号をつけて、組み直したそうですよ。
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でも、茅葺き屋根だけは新しくしているんだそうです。
この茅葺き、40トンもあるんだとか!
古い部材でもしっかりとした木組みをしているからこれだけの重さを支えることが出来るんでしょうね〜すごい。
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納戸には当時の生活の様子などがパネル展示してありました。
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玄関から前座敷と下座敷。
趣がありますね〜。夏に扇風機を回しながら、風鈴の音を聴きつつスイカ食べたい。
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板間には囲炉裏もありました。
底冷えしそうですけど、囲炉裏があれば暖かかったんでしょうか?
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こういう土間に、愛車を置きたいなーって思っちゃいました。
なんというか、クロモリフレームがこの和の雰囲気に案外マッチしそうな気がする…!
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内側から茅葺きを見上げてみました。
これで40トン支えてるってすげぇ!

ボートもいいけど歴史もね!

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すぐ南は石神井池ですので、ボートで遊んでからは、池淵史跡公園にも立ち寄って見てくださいね!
タイムスリップしたような、まったりした時間を過ごせますよ!