2015.6.15
前記事で高速バスでの移動については書きましたので今回は旅の内容を!
バスが着いたのは朝6時。京都は京都でも長岡京市の西山天王山駅です。
ここから自転車を組み立てていざ出発!
まず最初は、嵐山を目指します。
普通に北上した方が近いと思うのですが、せっかく愛車とともに来ているわけですから、CR走りたいですよね〜。
というわけで、桂川サイクリングロード!
正式には「京都八幡木津自転車道線」。桂川と木津川に沿って走る総延長45kmの自転車道です。
いや〜!ホント気持ち良かったです!
道幅は結構細いですが、なかなか走りやすかったですよ。
早朝だったからかもしれませんが人も少なかったです。
何より、山が見えるってことの気持ちよさを再確認。
ただ完全にCRから外れたりしましたけどね。
まぁこれは全国の川沿いCRあるあるなのだろうということで、
また次の機会にはちゃんと下調べしてから全制覇したいと思います。
こちらがCRの起点となる場所!
ここがかの有名な渡月橋ー!わーい!
渡月橋を渡るよ!
前までは渡月橋って、人しか渡れない観光施設のようなものだと思ってたんですけど、バスや自家用車や自転車などが通る極普通の生活道路だったっていうを知った時は正直驚きました。
錦帯橋的なものだと思ってたので…。
渡月橋から観る桂川と嵐山。わぁ〜〜京都来た〜とひしひしと実感しました。
渡月橋を渡って真っ直ぐ進むと、嵐山のメイン通り。
まぁ早朝なんでお店開いてないんですけどね!
まずは腹ごしらえです。
今回行ったのはこちらの「カフェ ホライズン」
7時半くらいでしたが、すでに3組のお客さんがお食事中。
「ちょっと時間かかっちゃうけどいいですか?」と言われて、急ぐ旅でもなし、「大丈夫ですよ」と答えてのんびり座って待つ。
店内は落ち着いた雰囲気で、マスターがお一人ですべて切り盛りされていました。
モーニングメニューは4種類から選べます。
今回は旅のテンションで、クロックムッシュモーニングにしてみました。
重なったトーストの間のソースがとろとろで美味しかったです。
コーヒー用のシロップが茶色かったので、聞いてみると自家製だそうです!
三温糖をつかって作っているので、色が茶色くなっているとのこと。
こだわりを感じますね。
嵐山でのモーニングならこちらおすすめです!
腹ごしらえを終え、嵐山散策に出発です。
早朝で静かな嵐山はすごく良い…!
まず向かったのは、野宮神社。
こちらは、伊勢神宮にお仕えする皇女が身を清めた神聖な場所だったそうです。
入り口の鳥居は、「黒木の鳥居」と呼ばれ、樹皮を剥がす前の木材をそのまま使って建てたとても珍しいもので、日本最古の鳥居と言われているんだとか。
境内には、苔を用い嵐山を表現した美しい庭園として有名な「野宮じゅうたん苔」を観ることができます。
これはホントに美しかったです!
この季節は下も上も、目に映る物のほとんどが緑で圧巻でした。
小さい神社ですが、縁結びとしてとても人気が高いらしく、若い女性で賑わうそうです。
正直、少し前まで「縁結び」とかでキャーキャー言って神社に参拝している女性を快く思わなくて、それに必要以上に反応して「縁結びの神様として有名」みたいなキャッチコピーというだけでその神社には行きたくないなーと思っていたりした時期もありました。
しかし、友人に「縁結びというのは、何も恋愛や結婚に限った話ではなくて、仕事とのめぐり合わせや新しい友人との出会い、もっと言うといい景色との出会いもその一つだと思っている」という話を聞いてすごく納得しました。
世の中の全ての縁を結ぶ神だと思うと、ご利益を授かれたらいいなと素直に思えます。
CMやドラマなどでよく観る風景の竹林の道は、野々宮神社から直ぐです。
本当にただただ竹に囲まれている空間。
なんでホッとするような気持ちになるんでしょう。
歩いているだけで頭の中がスッキリします。
嵐山を後にし、一度南に戻り松尾大社を目指します。
立派な鳥居ですぐに分かります。
松尾大社は、大山咋神と中津島姫命の二神が祀られています。
旧社格で官幣大社!さすがだ〜と妙に納得。
本殿は「松尾造り(両流造り)」と呼ばれる珍しい建築で、重文に指定されています。
また、松尾大社は酒の神としての信仰もあつく、酒造関係者が奉納した菰樽の山が!
社殿背後にある霊泉「亀の井」の水を酒に混ぜると腐敗しないといわれているそうです。
境内にはお酒の資料館もあります。
神様と人々とお酒の関係や、酒の文化などを展示で学ぶことができます。
もう一つの目的「山吹花守」
毎年4月の松尾祭には境内に山吹が咲き乱れるそうで、このお守りが作られたようです。
いや、これもう誰も読まないだろと思いながらも、「記録という名の自己満足」で綴っていこうかなと。
ほんの一文でも誰かの役に立ってくれますよ〜に〜