2015.6.15
前回からの続き!今回は洛北エリアを回るよ!
松尾大社から北東方面へ走り、北野天満宮へ向かいます。
基本的に道がわかりやすいのと散策を兼ねて、結構適当に走りました。
それでも大きく道を外れることなくたどり着けるので、ホントに自転車観光オススメですよ。
あっというまに北野天満宮に到着です!
北野天満宮は天暦元年に創建され、菅原道真公を祀る天神社・天満宮の総本社です。
学問の神様として有名だからなのか修学旅行生が山のように…
静かな空間でじっくり見学とはいきませんでしたが、拝殿は国宝です。
装飾が美しいですね。
御土居というのは、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、長い戦乱で荒れ果てた京都の都市改造の一環として外敵から守るための防塁と、鴨川の氾濫から市街を守る堤防として、築いた土塁のことです。
その一部が北野天満宮の境内西側に残っていて史跡に指定されています。
普段は公開されていないエリアらしいのですが、毎年秋の紅葉の季節に公開されていて、青もみじの公開要望が募り、今年はじめてこの季節に公開したのだそうです!
まさか公開してるなんて知らなくて、ブラタモリで御土居についてやってたので、「お、御土居が観れるの?!」ってテンションが上ったんですけどすごくいいタイミングだったんだな〜。
入苑拝観料は宝物殿拝観券付きで300円です。
高さ約5メートル程の御土居を下っていきます。
もうこの時点で青もみじに囲まれまくりで癒やされています。
御土居の下に流れる紙屋川に架かる鶯橋。
紅葉の季節を見たことないのでなんとも言えないですけど、正直青もみじとの方が相性いいですよね、鶯橋。赤と緑で両方が映える!
下から見た御土居。結構高いですね。
紙屋川沿いを視界いっぱいに緑色を映しながら歩きます。
本殿付近は修学旅行生でごった返して騒がしかったのが嘘のように静かでした。
本当に同じ空間なのかと思うほどにゆったりと時間が流れます。
癒やされつつ、御土居も見れるという超おすすめスポット発見です。
また同じ季節に京都に来ることがあれば必ず訪れると思います。
御土居見学の拝観料に付いていたのでせっかくだし宝物殿も行ってみました。
なかの写真は撮れないので、普段あんまり入ったりしないですし、入ったとしてもブログに書かないのですが、今回書こうと思ったのは、説明の丁寧さに驚いたからです。
こういうところって印象として、個人が勝手に観て終わりってカンジがするんですが、ここはチケットを渡したらすぐに出てきてくれて、一つ一つ丁寧に分かりやすく説明していただきました。
やはり観光客が多い土地柄だからなのでしょうか?
噛み砕いて説明してくれるので、とてもわかり易かったです。
入る価値有りですよ!
北野天満宮からほど近い金閣寺に向かいました。
言わずと知れた金閣寺です。
まぁそれはそれは美しいですよ、そりゃぁ。
画になりますわな。
でも個人的にはまた訪れるということはないでしょう。
修学旅行生と外国人観光客しか居なくて、人でごった返す中で観て価値を感じ取れるようなものでは無いと思うんですよね。
別にこれがパンダとかならいいんですけど…。
お寺や日本庭園を観る雰囲気ではないなぁ、残念だなぁと。
もはや早々とテンションが落ちてしまったのでじっくり見るつもりすらなかったので分かんないですが、きっと素晴らしい空間だと思うんですよ。
地形を活かしたダイナミックな庭園造りだと思うんですよ。
でも感じ取ることは出来なかったです。
時期を選んで、極力人が少ない時に行くことをおすすめします。
まぁここはたぶん今はそういう場所になってしまったんだと思います。
何十年かしたら落ち着くのかな?おばあさんになってからまた訪れよう。
気を取り直して続いては上賀茂神社へ行ってみましょう!
正式名称を「賀茂別雷神社」といい、下鴨神社(賀茂御祖神社)とともに古代氏族の賀茂氏の氏神を祀る神社で、加茂神社と総称されています。
参道が綺麗で神聖でありながらどこか素朴な感じがして、すごく好き。
境内には川が流れ、「神が宿るってこういう場所のことをいうんだろうな〜」って思うほど気持ちのよい場所です。
東京の神社も独特で面白いですが、やっぱり自然の豊かさが違いますね。
こちらも金閣寺と同じく世界遺産ですが、静けさが比べ物になりません。
良く言えば素朴ですが、悪く言えば地味なんでしょうか。
そこが外国人や修学旅行生的に優先順位を下げてるのかな?
こういうところにこそいいところがいっぱいあるけどな〜。
お腹が減ってきたのでお昼にすることにしました。
鴨川沿いを適当に下っていて発見したお店。甘味処「楽庵」。
甘味処となっていましたが、メニューに丼ものやうどんそばなどがあったので、
入ってみることに。
いざ入ると、お客さんは一人も居なくて、あれ、いいのかな?と思い、
「一人なんですけど、大丈夫ですか?」と聞いた所、ご主人が出てきて「一人でも何人でも歓迎だよ〜」と明るく出迎えて下さいました。
「いや〜今日はあついでしょ〜」とつめた~いお茶を出していただき、一気に飲み干しました。生き返る〜。
「一人旅?いいね。京都は一人でゆっくり観て回るのが一番!」とおしゃっていました。
確かにそうだと思います。好きなところを好きなだけ。嫌なところは直ぐ退散。ワガママ一人旅に文句言うものは無し。です。
ご主人としばらくお話していて注文が遅くなりましたが、頼んだのは「にしんそば」!
京都の名物の一つでもありますよね。食べたことなかったので注文してみました。
にしんの甘露煮と関西風の上品な出汁が程よく絡み合ってとても美味しかったです。
お会計の後、お店を出ようとしたら、自転車で回って疲れてきたらこれ食べて、とキャラメルを一箱頂きました。
有名なお店で食事をするっていうのも旅の醍醐味ですが、地元の人と話すチャンスにもなりますし、あったかーい気持ちになれるので飛び込みで入ってみるのもいいものです。
書きたいことを端折ってるつもりでも、端折りきれない…
もう思う存分書くしかない><