京都観光自転車旅 2日目! 後編

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京都編も長々と続きまくりましたが、今回で終わりでーす。

南禅寺

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臨済宗南禅寺派大本山、南禅寺にやって来ました。
時の天皇・上皇の発願により創建された、日本初の勅願寺で、京都五山・鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式お寺です。
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重要文化財に指定されている、三門。京都三大門の一つに数えられています。
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立派過ぎて笑っちゃいます。す、すげー。

水路閣

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京都に行こうと思ったきっかけとなった、琵琶湖疏水の水路閣が南禅寺の境内の中を通っています。
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琵琶湖疏水というのは、琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路です。
京都市の人口が減少し産業が衰退したため、船の運搬、発電、水道水の供給などの多目的用途として、第3代京都府知事の北垣国道の発意により計画されました。
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水路閣はその一環として施行された水路橋です。
西欧技術が導入されて間もない当時、日本人のみの手で設計、施行されたもので、土木技術史上極めて貴重な物で京都市指定史跡に指定されています。
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アーチ構造の優れたデザインを持ち、京都を代表する景観の一つとしてかなりの人気スポットとなっています。
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水路閣の上に上り、水が流れる様子を実際に見ることができます。
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東京の上水道などもそうですが、水を運ぶための、人の知恵と努力ってなんかロマンを感じます。

琵琶湖疏水記念館

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南禅寺前交差点を南禅寺船だまりの方へ行くと、琵琶湖疏水記念館があります。
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無料で入館でき、建設当時の疎水関連の図画や絵画、工事に関わった人々の苦労をしのばせる色々な資料が展示されています。
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琵琶湖疏水は京都と大津間の船の輸送を用途の一つとしていましたが、落差の大きい場所は船が運行できないので、台車に船を載せて上下させるインクラインで運行していました。
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現在の蹴上駅付近にあった蹴上船溜りから南禅寺船溜りを結ぶ延長640メートルの区間、蹴上インクラインの模型なども展示してあります。
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外にでると目の前に南禅寺船溜りが広がります。
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物凄い勢いの水流です。落ちたら100%溺れますね!
奥に見える噴水は、疎水の高低差による水圧だけを利用しているそうです。
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さらに、インクラインの線路跡も見ることができます。
琵琶湖疏水に関する水路や施設、史跡などを巡る旅だけで、1日以上は掛かりそうですけど、機会があればやりたいですね。

平安神宮

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次に訪れたのは、平安神宮。
1895年(明治28年)に、桓武天皇の平安遷都1100年祭を記念して桓武天皇を祭神として創建された神宮です。
後に平安京最後の天皇である孝明天皇も合祀されました。
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スケールが違いすぎる空間!
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社殿は平安京の政庁の中心であった朝堂院の形式を約2分の1に縮小して復元したものだそうです。

銀閣寺

平安神宮から北東方面へはしり、銀閣寺を目指します。
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哲学の道沿いに進めば銀閣寺にたどり着きますが、ここを流れる小川は、琵琶湖疏水の分線です。
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自転車を停められそうな場所が無く、どうしようかなぁ〜と思っていたのですが、ハッと思い出したのが、清水寺の駐輪場でもらっていた「京都よくばり自転車観光1日駐輪券」。
1日200円で京都市内の11箇所の駐輪場を利用し放題のサービスの中に、「銀閣寺観光駐車場」も入っていました!おぉラッキー!
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自転車も停められましたし、安心して銀閣寺散策へ向かいます。
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ここもさすが京都の観光名所。修学旅行生と外国人の波です。
ですが、ここまで来たらもう悟りの境地に達して気にしないように観光します。
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銀閣寺は正式には慈照寺といいます。
室町幕府8代将軍足利義政が隠居生活をするために造営した観音殿を銀閣と呼び、観音殿を含めた寺院全体のことが通称銀閣寺として知られています。
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銀閣寺の庭園のシンボルともいえる砂盛り、銀沙灘。
波を表現していて、月の光を反射させる役目をもつと言われているそうです。
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銀沙灘の奥に見える砂盛りはもう一つのシンボル向月台。
この上に座り東山に上る月を待ったものと言われています。
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金閣寺同様山を登りながら庭園内を見学します。
山肌に苔がびっしり生えている様は神秘的でとても美しいです。
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この「お茶の井」と呼ばれる湧き水は、義政公が茶湯に使ったと言われています。
水の質がいいため、現在でもお茶会の水に使われているそうです。
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登り切ったところから、銀閣を見下ろすことができます。
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金閣寺は豪華絢爛なイメージですが、銀閣寺は対照的に落ち着いた静かで情緒ある雰囲気が漂っています。
銀閣寺の美しさって、日本人が創りだして日本人が感じられるものが集約されているような気がしますね。
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銀閣寺を後にし、参道で売っていたかき氷(抹茶味)を食べて休憩します。
この日は最高気温が34度まで上がり暑かったですが、少し回復しました。

東福寺 臥雲橋

銀閣寺から京都駅へ向かい、お土産を買い込んだ後、時間があったので東福寺まで来ました。とは言っても、時間が17時ごろだったので、拝観時間は終わっていました。
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でも目的は、境内に架かる橋なのです。
JR東海の観光キャンペーンでお馴染みの「そうだ京都、行こう。」の2015年初夏のポスターで取り上げられているのが東福寺と永観堂。
『初夏に私は「秋のガイドブック」を開きます。
 紅葉の名所はすなわち新緑の名所ですから』

をキャッチコピーにした今キャンペーン。
CMでは自転車と共に京都の街の初夏を楽しむ構成なんです。
「そうだ京都、行こう」のCM集がYoutubeに上がっているのですが、1993年から10年以上もブレない作風で全てが旅情を煽ってきます。
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今回のCMも例に漏れず、「行ってみたい!」と思わせてくれて、まんまと来てみたわけですが、期待を裏切らない程の緑に圧倒されます。
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拝観時間を過ぎていたためか、ほとんど人が通らず、静かな時間を満喫出来ました。
「あ〜楽しい旅だったな〜」と、夕方になり暑さも和らいだ涼しい風に吹かれながら京都旅行を振り返り悦に浸ります。

京都観光するなら自転車全力でおすすめです

東福寺を後にし、高速バス乗り場である長岡京市の西山天王山まで向かい、車中で一夜を明かし東京へ帰りました。
今回はじめてがっつりと自転車を利用しての観光をしましたが、
実際に行くまでは結構不安が有りました。
観光地で道が狭く、走りにくいのではないかとか、駐輪場ってあるのかな?とか。
でも実際行って観光してみると、不安に思っていたことは一切有りませんでした。
それどころか、道は広く走りやすいところが多く、中心地は碁盤目状になっているので道に迷うということも無く、終始快適でした。
駐輪場も大体停められるところが用意されており、安心して見学が出来ます。
この旅での走行距離が、1日目60kmと2日目が50kmでしたが、
ルートに関してはものすごく適当でさんざっぱら遠回りしていますし、
西山天王山の往復が一日目・二日目ともに約20kmずつ加算されてますので、観光で走った距離は短いです。
狭いエリアに観光地がギュッと詰まっているので、愛車ではなくてレンタサイクルでも全然走れちゃうと思います。
自分の好きなペースで、好きなところを気まぐれに、観光ができる自転車で京都旅。
おすすめです!