タイプの異なる招き猫発祥の地巡り

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都内に有る2つの「招き猫発祥の地」を訪ねてみました。

今戸神社

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まずは台東区今戸にある今戸神社。
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早速、招き猫のイラストがお出迎えです。
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今戸神社は、招き猫発祥の地の他に、沖田総司終焉の地も謳っています。
さらに縁結びとしても有名です。
ものすごく「若い女性ターゲットにしてます!」感が出てるテーマですなぁ。
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まぁでも、ものすごい人気のようで、絵馬の数がすごい。
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こういうのとかね〜。女子高生とか好きなんだろうね。
よくツイッターとかでもあるもんね、「これリツイートしたらすごい良い事ありました!」みたいなやつ。「んなワケねぇだろ!」って思っちゃいますが(笑)
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この猫を写メして待ち受けにして毎日お祈りするといいそうですよ。
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こちらが本堂。
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でっかい招き猫が居ます。
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話を戻しまして、なぜここが招き猫の発祥の地を謳っているのかというと、この辺りの郷土品「今戸焼」で人形としての招き猫の原型を作り出した場所という説があるためだそうです。
「江戸時代末期、この辺りに住んでいた老婆が貧しさから泣く泣く愛猫を手放したそうです。その夜夢に愛猫が現れ「自分の姿を人形にしたら福が来る」と言ったので、その猫の姿の人形を今戸焼にして浅草神社の鳥居横で売ったところ、たちまち評判になった。」という説。
そういったことで、招き猫押しの神社になっていった様です。
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社務所にもたくさんの招き猫の飾りが。
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おみくじもすっごいいっぱい種類があって、それらも全部招き猫絡み。
神社に訪れて過去最短の速さで出てきたような気がする…。
だって、女が一人で縁結びで有名な神社に行くって、すごい必死感あると思われそうじゃないですか?w
例えて言うならそう、男性がただ本当に自分がチョコレートが食べたいだけなのに、バレンタイン当日にチョコを買う恥ずかしさ。みたいな?
ここは、観光スポットですね。
女友達やカップルが、キャッキャ言いながら浅草観光のついでに訪れるって雰囲気の場所だと思います。若い子が入りやすい雰囲気になってると思いますし。
多分神社側もそれを狙ってるんでしょうし。それでいいと思います。
街興しにもなってるんじゃないかな。
ただ猫好きは無条件で楽しめる場所のような気がするので、楽しみ方は人それぞれですね。

豪徳寺

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続いて、世田谷区にある曹洞宗の寺院、豪徳寺。
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今戸神社と打って変わって、厳かぁー!
豪徳寺付近は、中世の武蔵吉良氏が居館とし、1590年の小田原征伐で廃城となった世田谷城の主要部だったとされています。
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こちらは仏殿。井伊直孝の娘・掃雲院が父の菩提を弔うため、1677年に建立したものだそうです。
静かで厳かな雰囲気の中、ここまで招き猫の気配一切なし。
とりあえず本堂の方へ向かってみました。
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すると、社務所の前にパネルの招き猫と置物がぽつん。
知ってる人だけ知っていればいい、みたいな押し出し感の無さ。
逆にもう、厳かすぎて緊張感が走る雰囲気もある…
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こちらが本堂。
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招き猫関係はこれでおしまいなのかな?と思って歩いていると、小さいお堂がありました。
おっ!招き猫のゆるキャラ。
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絵馬もありました。招き猫柄。
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そしてこのお堂の脇には…う、うわぁー!なんだこりゃぁー!
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こんなにたくさんあったら可愛いを通り越して怖い…((((;゚Д゚))))
この招き猫は、豪徳寺で販売している『招福猫児』。300円のミニサイズから、5000円のビッグサイズまでの8種類があるそうです。
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この招き猫に願をかけて、叶ったらこちらに返納すると、さらにご利益があるとされているとか。
江戸時代に、和尚が飼っていた猫が、彦根藩主で時の大老である井伊直孝を招き入れ、雷雨を避け、和尚の法談を聞くことが出来たことを大いに喜び、後に井伊家御菩提所としたという説から招き猫発祥の地といわれているそうです。
ちなみにあの彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」は、この猫がモデルらしいです。
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そういえば、この猫のゆるキャラどことなくひこにゃんに似ている…?
このこは「たまにゃん」という名前だそうです。
ひこにゃんの人気にあやかって生まれたキャラなんですって。
一応その伝説の猫はこちらが本家なので、逆輸入みたいな形ですね(笑)

印象の全く違う招き猫発祥の地でした

2つとも招き猫発祥の地と言われていますが、今戸神社の方は「人形としての招き猫発祥の地」で、豪徳寺は「本物の猫が招いた福発祥の地」みたいな感じでちょっと意味合いが違うのですね。
一方は若い世代をターゲットに楽しめる観光スポットとして、もう一方は厳かに落ち着いた雰囲気を持ち歴史を感じることの出来る場所と、両極端と言ってもいいくらい印象が異なりました。
それが面白くて記事にしてみました。
両方行くとその違いを感じることが出来て面白いと思いますし、自分にあったどちらか一方に行ってみるのもいいと思います。
招き猫発祥の地を謳っているのはまだ他にも有るようなので、まだ続くかも…?