無料でみどりを愛でよう。〜神代植物公園〜

pottering

みどりの日。それはみどりを愛でるための日。そしてそれにちなんで、いろんな庭園や公園、植物園などなどが無料入園になる日!以前、何度か「みどりの日満喫ライド」と称して都内の無料入園になる施設を自転車ではしごするというようなことをやっていたのですが、今回は多摩エリア編。とはいいつつも、1施設しかいってないんですが…。

今回は調布市にある「神代植物公園」へ行ってきました。深大寺の北側、国分寺崖線を上ると広がる広大な敷地が神代植物公園。約46万平方メートルの敷地内には、花園や芝生広場、武蔵野の面影が残る雑木林などが広がります。


無料入園日ということもあり、入口から人がたくさん。人が多いところ嫌い症の私ですが、敷地が広ければそんなに気にならないのでは、と目論んでいざ入園。


見頃の花のエリアだと多少混雑しますが、前に進めないなんてことはなく、比較的ゆっくりと森林浴を楽しみながら園内を散策できます。


散策路から外れて脇道へと人が吸い込まれていくのでなんだろうかと観てみると、しゃくなげが見頃になっていました。その名の通りしゃくなげ園というエリアで、所狭しとしゃくなげが植わっていて、両肩がシャクナゲに触れるほどの密集具合。

ところで私はいつもシャクナゲを見ると頭のなかにある曲がリフレインします。

シャクナゲの花をください〜
5本の束でください〜 お金ならあります〜
「うちにはそんなものありゃしねぇ〜おとといきやがれ」
そ〜うで〜すか〜

という何のメッセージ性もなければ、意味もわからないけどずっと耳にこびりついて離れないインパクトのある曲。これはオダギリジョー主演の深夜ドラマ「時効警察」の中で流れた曲で、女優や声優として活躍する犬山イヌコさん作詞作曲。10年以上前のドラマなのに未だに歌いたくなる不思議な魅力がある曲なのです。

ちなみに、同じく挿入歌(?)として登場する「月見そば」は、たまに蕎麦が登場するときとかにモヤさまで流れるので、聞いたことある人多い気がします。

と、全然関係ないことに思考が支配されながら、しゃくなげ園を抜けると、さらに人で賑わうエリア、ばら園にたどり着きました。


今年は気温が高いこともあり、色んな花の見頃が前倒しになっていますが、バラも例に漏れずで無料入園日にドンピシャで満開。中央に噴水を配し、左右対称に造られたフランス式庭園様式の中はバラで埋め尽くされていて、優雅で高貴な香りとともに日本であることを忘れそうになるような景色です。

約400品種、5200株の色とりどりのバラに目を奪われます。バラは貴族的なイメージが強くてそこまで好きじゃないのですが、美しさと高貴さには感服します。好きじゃないのは恐らく、親近感を抱かないからでしょうね、庶民ですからね。

園芸の知識はないですが、バラは育てるのが難しいと聞く中、民家や線路沿いなどできれいなバラをみると、手塩にかけて育ててきたんだろうなあという背景が見えてくるので、そういう点では好きな花です。道行く人の目を楽しませようとする意図があるのか、自慢したいのかはわからないですが、たとえ後者であったとしても、きれいなのには変わりないし、事実癒やされたりしているので、バラを育てる民家の方にはありがとうと感謝の気持ちを伝えたくなります。


植物園に来た時の密かな一番の楽しみ温室。ばら園の正面に象徴的に建っていますが、さすが室内というか、人でごったがえしていて、心の中は無になっていたのであまり写真がありません。が、唯一ヒスイカズラだけ撮っていました。日本において、その辺の公園とかに自然に咲いていたりしないので、この季節に温室にきたときの楽しみの一つ。自然がつくり出す美しい配色は本当に神秘的です。

自転車乗り的には、Bianchiのメインカラーチェレステっぽい色だなぁとぼんやり考えたり。たくさんの人が足を止めて、口々に「きれいねぇ」と言い合ってましたし、やっぱりあの色は万人を魅了する色なのですね。

いつかTOEIでランドナーをオーダーするのが夢ですが、その時の色を自然界からヒントを得て決めるというのも粋で良いかもなあ。