ただポタ

ポタリングするように、自転車と暮らす。

スリバチカフェ3に行ってきた!地形好きはもれなく大興奮しちゃうハズ!

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今回は神保町の南洋堂書店さんで開催された「スリバチカフェ3」に行って来ました!
夢だったんしゃないかと思うほど、楽しくて興奮しっぱなしの時間を過ごせましたよ!

スリバチカフェとは?

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胡麻をすったりするあれを眺めながらお茶を飲めるカフェ…ではなくてですね、
『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩2』という本の発売を記念して開催された期間限定のカフェなのです。
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この『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩2』の著者、皆川典久さんが店主となり、本を買うとサインして頂けて、さらに!なんと!あのスリバッチが貰えるのです!!
しかも税込まない!(2200円ポッキリで買えちゃうよ!)
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カフェのメニューはおいしいエスプレッソ100円と烏龍茶10円…30円だったかな?の2つのみですが、皆川さんや南洋堂書店の荒田さんとお話できる最高の空間!!!
まだほとんど何も知らないような素人の私にも、気さくにお話してくださったり、話を聞いてくださったりと素敵な方々が迎えてくれます。
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しかも!カフェの下、3階では、東京の微地形模型も見れるのです!
東京の微地形模型というのは、国土地理院が販売している5mメッシュの詳細なデータをもとに、MDF材を削って作った模型。
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ただの模型ではなくて、これにさまざまな動画コンテンツをプロジェクションできるのです!
映像投影中はめちゃくちゃかっこよくて大興奮の上、荒田さんに説明をして頂いたのを夢中で聞いてたので、写真を撮るのをすっかり忘れていました。ははは…
(なので、タモリ倶楽部の画像を拝借)
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緑地の位置や、
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海面上昇による海岸線の変化が見れます。
どんどん海面があがっていくのですが、一番最後に残るのは新宿副都心のあたりです。
その昔淀橋浄水場があったところで、これは、高いところから水を流すために狙って作られたものなんだそうです。
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こちらは江戸の古地図を投影したもの。
江戸のころの地図はあまり正確では無かったため、そのままではズレが生じてしまうらしいのですが、昔から変わっていない川や池の位置を合わせ、修正してから投影しているからピッタリとあったように見えるんだそうです。

ちらっと映像があったので、雰囲気が伝わればいいな〜
っていうか、実物を見てほしいな〜〜!!
スリバチカフェは明日まで開催!是非行ってみてくださいな!

そもそもスリバチって何ぞや?

スリバチスリバチ言ってるけど、一体何なんだ?という方の為にかるーくご説明。
スリバチというのは、「台地に低地が谷状に切れ込み、三方向が斜面に囲まれたような形状の地形になっている場所のこと」です。
詳しくはこちら→http://db.10plus1.jp/backnumber/article/articleid/120/
今回2の発売記念ですが、もちろん1も発売中ですので、合わせて読むと楽しいはず!
ちなみに2は今から読むのですが、ラインナップ的に池袋、等々力、王子、落合、練馬・板橋、谷根千…などなど個人的に馴染み深かったり、大好きな街だったりとこちらの方がワクワク度高し!
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ジュンク堂書店池袋本店7階では、9月30日までスリバチ展開催中です!
スリバチが一体どんなものかはここでもわかりますよ〜

東京で富士登山?

カフェで色々お話している時、「坂が嫌いで仕方なかったけど、地形に興味を持ち初めてからは『あ〜今本郷台を登ってるんだなぁ〜』なんて考えながら登るのが楽しくなってきた」という様な話をしたら、荒田さんに「九段下の坂わかる?」と聞かれました。
東へ行くときはいつも靖国通りで、帰るとき、その九段下の坂の手前で目白通りに折れるのですが、平坦だった靖国通りにどーんと壁のように現れるこの九段下の坂は好きなのです。
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この九段下の坂は丁度富士山に向かって上っているのだそうです。
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なので荒田さんはここから富士登山が始まっていると思って坂を登るんだそうです。
「山頂までは行けないけど、今日はこのくらいにしといてやるか…」的な 笑
『富士神保町登山口』…なんてステキな考え方なのだろうか。
また、こんなお話もされていました。
私が靖国通りの本郷台を避けるようにカーブする道が好きだという事を言うと、坂の街サンフランシスコは地形を無視して格子状に成るような道の作り方をしていると教えて頂きました。
そうすることで、道に迷うことはほとんどなくなるのかもしれませんが、アップダウンが激しく乗り心地はあまりよくなさそう。
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これはあとから調べたのですが、サンフランシスコの有名なクネクネ道ロンバードストリート。
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ここも格子状の一部にはなってますがクネクネクネクネ…
激坂を上り降りするためにこうしているのではないでしょうか?
東京では、東側の下町低地部分は格子状の道作りになっています。
これは、ほぼ平坦な地形のため無理の無い道作りですが、西側の武蔵野台地上の道はちょっとわかりづらい作りをしてると思いませんか?
これは、地形を元にして作られた道だからなのだそうです。
地形に敬意を払って道を作ることの大切さ、素敵だと思います。
普通に生活していては気づくことがないような些細なこと、極論を言ってしまえば知らなくても別に困らないこと、どうでもいいこと…ですが、やっぱりしれば楽しいし、色んな物の見方も変わってきます。
「物は考えよう」とはよく言ったもので、ただ街をぶらぶらとあるくだけでも、細かなところに気づくアンテナを持って歩けば、途端にすべての街がテーマパークのように楽しくなるものです。
その自分のアンテナをより感度のいいものにしてくれる本の一つが『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩』ではないでしょうか?