皇居東御苑で梅を見る

ポタリング, 花ごよみ

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桜も華やかでいいですが、どちらかというと梅の方が慎ましやかで好きなのです。
そんなわけで、東京のど真ん中、皇居へと梅見ポタしてきました。

皇居東御苑

皇居東御苑は,旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備されたもので,昭和43年(1968)から公開されています。
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入口は3ヶ所ありまして、大手門・平川門・北桔橋門の三つです。
今回は北桔橋門から入ります。
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いつも思いますが、この辺の雰囲気って異質ですよね〜。
これぞ東京って感じもするけど、え?ここ東京?って感じもする…
異空間だな〜。
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各入り口でこういう入園票を貰って中に入ります。
出口でこの入園票を返せば、どこから出てもOKです。
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北桔橋門から入ると、一番最初に現れるのが天守台です。
最初の天守閣は二代将軍秀忠の代に完成しましたが、その後大修築され、三代将軍家光の代に、江戸幕府の権威を象徴する国内でも最も大きな天守閣が完成したそうです。
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上に上ってみると中心にベンチが置いてあるだけでした。
憩いの場所と化してますね〜。
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上からは本丸があった場所を一望出来ます。
赤穂浪士討ち入りに繋がったことで知られる、あの松の廊下跡があるというので、行ってみます。
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oh…特になにもない…。
かつては江戸城中で2番めに長い廊下で、畳敷きの立派なものだったそうです。
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こちらは富士見櫓。
かつて江戸城には19の櫓があったそうですが、今は3つしか残っていません。
その中でもこの富士見櫓は唯一の三重櫓なんだそうです。
明暦の大火で消失した天守閣の代用としても使われ、将軍が両国の花火や品川の海を眺めたと言われています。
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これは大番所。
番所というのは警備の詰所のことで、現在では百人番所、同心番所とこの大番所の3つが残っています。
他の番所よりも位の高い人がここで警備をしていたそうです。
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そしてこちらが百人番所。
鉄砲百人組と呼ばれた、甲賀組、伊賀組、根来組、二十五騎組の4組が昼夜交代で詰めていた番所です。
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こんな感じでひろーーーい道が続く園内はお散歩に最適。
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ここは二の丸庭園。
江戸時代、二の丸には庭園があったそうですが、長い年月の間にたびたび火災で焼失し、明治以降は荒廃していました。
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現在の回遊式庭園は、昭和43年の皇居東御苑の公開に当たり、9代将軍家重の時代に作成された庭園の絵図面を参考に造られたものだそうです。
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この鯉は、ヒレナガニシキゴイという鯉だそうで、日本のニシキゴイとインドネシアのヒレナガゴイを交配させたもの。
その名のとおり、錦鯉だけど、ヒレが長い。優美ですなー。
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これは諏訪の茶屋。
江戸時代には吹上地区(現在御所等のある一帯)にあったものだそう。
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明治期の茶室風の建物として優雅な外観を持っているため、皇居東御苑の整備に当たりここに移されました。
屋根の三角がまるっとしててなんか可愛らしいですよね。
可愛いけど、優雅な雰囲気もあってすごい好きだなーこの形。

梅林坂

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ここへ訪れた本題、梅!
梅林坂は、本丸と二の丸を結ぶ坂です。
太田道灌が天神社をまつり、数百株の梅を植えたので梅林坂の名がついたと言われています。
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現在では約50本の紅白の梅が植えられています。
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ワサっと花でいっぱいになるわけでもないけど、小さい花が集まって、木の形が見える程度に良いバランスで咲き誇る梅ってなんか日本人って感じでいいな〜と思います。
桜は「ワーーー!ワーーー!すごーーい!」ってなるけど、梅は「…うん。良い…。」ってほっこりして心が落ち着きますね。
まぁどちらも楽しみ方がまた違っていいよねっていうね!
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石垣と梅。いいなぁ。
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この鳥のもこもこ感…たまらん…
季節の花を楽しむポタは限定感があるのですごい楽しいです。
そして各所の名所も一緒に巡れることが多いのでこれからの季節のポタリングにはおすすめです。
「花を見るために外に出る」という行為自体、自転車に乗ってから初めて行ったので、改めて自転車ってすごい…っておもいますね。
世に言う自転車のオンシーズンはこれからですので、どんどん外に出ればいいと思います!
私の中でのオンシーズンは冬なのですがね!寒ければ寒いほど遠出しちゃう!