2015.4.19
金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつ
水戸の偕楽園へいってきたのでご紹介。
前回に引き続いて、今回はいよいよ偕楽園の中に入ってみます!
東門の前にはお土産屋やお茶屋、露天で賑わっていました。
ここから先には自転車は入れられませんので、駐輪場(?)にて
しばしお留守番してもらいます。
さて、さっそく偕楽園の内部へ!
…と思ったのですが、「偕楽園の前に黄門様にご挨拶」っていう案内があるのを見つけ、
「確かに…」と思ったので先に常磐神社へ。
常磐神社は徳川光圀・徳川斉昭が祀られています。
ドラマ水戸黄門でお馴染みの葵紋!
この紋所が目に入らぬか〜
黄門様にご挨拶も済んだところで、いざ偕楽園本園へ!
もう入った瞬間から梅が咲き誇っております!
3月に入ってから、偕楽園のサイトを確認し、梅の見頃を見計らうのが日課になっていただけあって、満開の時期に訪れることができて大満足です!
しだれ梅も風情がありますね。
なんだか人だかりがあって、気になって近寄ると!黄門様!
一緒に撮影している方が列を作っていたので遠目からパシャリ
偕楽園のメインの見所「好文亭」
偕楽園への入園料は無料ですが、好文亭の見学は有料となります(200円)
水戸藩第9代藩主徳川斉昭公自信の設計により建築されたもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成ります。
1人で楽しむためではなく、文人墨客や家臣、領内の人々を集め、
民と共に楽しむ所だったそうです。
それにしても、人が多く、「行く先にパンダかなにかいるのかな…(五・七・五)」っていうかんじの行列を
成して進みました。ゆっくり見れなかったのがすごく残念!
1階部分のそれぞれの部屋の襖絵がとても美しかったのが印象に残っています。
伝統ある絵でありながら、どこかキャッチーで、現代デザインに通ずるポップさに
興味を惹かれました。
襖絵のポストカードとかクリアファイルとかが売ってたら絶対買うのに。
3階部分からの景色は最高です!千波湖を一望!
建築物として面白いし、何より襖絵は一見の価値ありだと思います。
正直好文亭に関しては、ゆっくり見学できそうな梅の季節以外にもう一度訪れたい!
偕楽園本園を後にし、千波湖へ移動します。ベルリンの壁(常磐線)を渡る。
拡張部を合わせると、千波湖も偕楽園なんですけどね。
最初からこの歩道橋を使えば良かったんだな〜とあとで気が付きました。
千波湖到着!
千波湖と白鳥とスワンボードと愛車
那珂川水系の湖で、この千波湖と桜川は水戸城の南側の外堀の役目を果たしていたそうです。
湖の周りは整備され、散歩やジョギングコースとして親しまれています。
そして何より、鳥達が!近い!
普通に道を我が物顔で横切り、近づいても気にしないって感じです。
人の手から餌的なものを食べてました。すげー。
水戸光圀公の銅像の前でパシャリ。
銅像のすぐそばにあるガラス張りの建物、こちらは「好文カフェ」
水戸市制120年周年を記念して開業したカフェ。
店内からは千波湖を一望できます。
目的はこれ!黒鳥シュー。
白鳥シューもあるみたいですが、売り切れてたので、黒鳥に。
そしてこちらが本物の黒鳥
黒ゴマのクリームが意外な味でおいしかったですよ!
食べるときの罪悪感とともにお楽しみ下さい。
帰りは水戸駅から日暮里駅まで輪行です。
乗り換えずに帰れるので楽ですね。
車内も比較的ゆったりしているし、トイレの前とか広いので自転車置くのにちょうどよかったります。
日暮里からの自走も合わせてこの日の走行距離は134km。
久々のロングにしてはよく走りました。
職場の人にリクエストされたお土産、水戸の梅。
水戸市の銘菓で、餡入りの求肥を赤紫蘇の葉で包んだ和菓子です。
甘さとすっぱさとしょっぱさが絶妙で美味しかったです。
ただ、好き嫌いは分かれそうだな〜。
水戸は、梅や水戸黄門などをモチーフにしたおみやげがたくさんあるので
お土産選びは悩みますが、楽しいです。
今回は偕楽園のみでしたが、水戸は他にも見所がありますので、
また訪れたいです。
水戸までの道のりも、ほぼ平坦なので軽いロングライド向きです。
出来るだけ6号を避けるように走ればストレス無く走れると思いますよ!