2013.12.20
宇都宮編第4弾!
今回は宇都宮市街に点在する観光スポットを巡ります。
歩いても巡れるよ!
大谷で楽しみすぎて市街に戻ってきた時にはもう暗くなっていました。
ちなみに大谷と宇都宮市街は片道約10kmです。近い!
市街でまず立ち寄ったのは、カトリック松が峰教会。
漂うヨーロッパ感…
この建物に使われている石、なんだかお分かりですね?そう!大谷石!
大谷石を使った白い壁が重厚な雰囲気を出していてカッコイイです。
スイスのマックス・ヒンデル氏による設計で、大谷石建築としては現存最大級のロマネスク・リヴァイヴァル建築だそうです。登録有形文化財に登録されています。
中も自由に無料で見学できます。
内装にも大谷石が使われていて、美しい造りに見惚れてしまいした。
ヨーロッパ感から突然の日本感!
関東七名城の一つとして数えられ、歴代の将軍が日光東照宮にお参りする途中の宿泊場所となっていた宇都宮城。
市制110周年を記念して、城の一部である土塁・掘・富士見櫓などが復元された公園です。
う〜ん。やっぱりここは明るい内に来ていたほうが良かったかも?
全貌がわかりづらいw
土塁の内部には、展示室があります。宇都宮城の歴史が分かる展示が充実しています。
この城址公園の再現部は赤い枠内らしいです。
な、なぜここを?と思ってしまった(笑)
宇都宮城内の全容がよくわかる模型も展示してあります。
宇都宮城址公園から丁度真北に位置する二荒山神社。繁華街のど真ん中にあります。
道路を挟んで向かい側にはパルコとドン・キホーテ!
かつて「下野一の宮と」呼ばれていたこの神社。
「一の宮(イチノミヤ)」が訛って「ウツノミヤ」となったという、この地の由来の神社なんだそうですよ。
階段を登って参拝します。ここが繁華街の真ん中とは思えない厳かな雰囲気です。
登り切って神門をくぐる頃には街中だということを忘れています。
拝殿。おじゃまします。
神楽殿もかなり立派。
降りようとして下を見て街中だと思い出します。変な感じ…
厳かな雰囲気を堪能して下へ降りてすぐとなりにあるビル「うつのみや表参道スクエア」5Fへ。
まずエスカレーターで上った先に広がるのは、パスポートセンター…。…え?
まさか宇都宮まで来てパスポート取得はしませんけど…!
目的は同じフロアにある、「うつのみや妖精ミュージアム」です!
「妖精も愉快だ宇都宮」
このミュージアムは、日本の妖精研究の第一人者井村君江氏の1万点を超える貴重な妖精関係資料と、宇都宮市出身の実業家齋藤文夫氏の絵画・陶磁器などの寄贈があって実現したものだそうです。
「魅力的で夢育む都市宇都宮」の実現を目指し開館したものだそうです。
中は楽しい仕掛けで妖精の生態について学べたり、貴重な資料や、妖精に関する絵本や書籍がたくさん展示されています。
「妖精」と聞くと、”可愛らしくちょっぴりいたずら好きな小さいお友達☆”みたいなイメージありますが、資料を読んでいると、全然そんなことなくて魅力を感じずには要られません。
「ちょっぴりいたずら好き」なんて生っちょろい表現ではことなりないような怖い妖精もいるし、「愛らしい」なんて華やかなイメージとはかけ離れたおぞましい姿の妖精もいるし。
まぁ日本で言う「妖怪」とほぼ同義なんだと思いました。
ヨーロッパでは一つの文化として受け継がれているものなんでしょうね〜。
子供のための資料館と侮る無かれ、大人の方が楽しめますよ!
駅にほど近い場所にある、国指定重要文化財。
江戸時代から続いた豪商・篠原家の旧住宅。明治28年に建てられた母屋と石蔵には黒漆喰や大谷石が用いられ、重厚感たっぷりです。
が、閉館中。
夜遅いという前に、この日は月曜日だったのでそもそもがお休みなのです。
でもまぁ外観だけでもと思って来てみました。
次来たらぜひ中も見学したいですね。
二荒山神社や松が峰教会のように市民が気軽に立ち寄れて、心落ち着かける場所が街の中に溶け込んでいるのはすごくいいなぁと思いました。
二荒山神社にも夜だというのに、ポツポツと常に参拝客が居ましたし、松が峰教会にも仕事帰りとおぼしき男性が入ってきて、着席した後5分ほどしてスッと出て行ったりしたのを見て、
私にとっては非日常だけど、市民の人にとってはこれが日常なんだなぁ〜と感じました。
文化財が日常に溶け込む歴史ある街宇都宮、素敵です!
そして、まさかのまた続く…!
いやー、私も今回で終わると思ってたんですけどねー。ははは。
次回が最終回です。てへへ!