2015.12.9
山や川に恵まれ自然豊かなあきる野市の西側五日市周辺を散策してきました。
立川から武蔵五日市駅まで20kmくらい。五日市街道一直線でたどり着きます。
それにしても立川から半径20km圏内めちゃくちゃ面白い…
何気に初めて訪れる武蔵五日市駅。
自転車乗り的には、利用する人も多いのではないでしょうか?
別に今から奥多摩周遊道路に行くわけでも、檜原街道を走るわけでもありません。
自転車乗りの人はたくさん見かけました。皆さんこれからヒルクライムを楽しむのでしょうね。
まず訪れたのは、阿伎留神社。
阿伎留神社は、あきる野市の由来ともなった神社で、「延喜式神名帳」で武蔵国多摩郡八座の筆頭にあげられるほどの古社。
「延喜式神名帳」とは、平安時代に書かれた神社の名簿みたいなもので、これに名前が載ってるか載ってないか自体が社格にもなっています。噛み砕いて言うと「載ってたらすげぇ」
続いて訪れたのは「玉林寺」
創立は1339年で、開山は明畢斉哲禅師、開基は桧原城主平山氏。
本尊は釈迦如来で日光・月光菩薩の脇侍も安置されています。
境内には馬頭観音像郡や青面金剛像が掘られた庚申塔、お地蔵様などがいくつかあるので石仏好きとしても楽しめます。
北秋川を右岸側へ渡ります。紅葉が綺麗でした。
北秋川を渡った後は秋川丘陵を上ります。
丘陵の山麓に建つ「広徳寺」
応安6年(1373年)に創建された、あきる野が誇る古刹。
この山門を見るためにここまでやってきたようなものだったのです。
東京では珍しい茅葺屋根の二重門。2階部左右に花灯窓が1つずつある典型的な禅宗様です。
江戸時代中期頃に建てられたものだそう。
総門と山門、本動画東西一直線に配置され、山門と本堂の間の参道を挟んで北側に鐘楼、南側に経蔵が対置する禅宗伽藍様式となっており、境内全てが東京都の史跡に指定されています。
こちらが本堂。本堂も茅葺き。
雄大な自然と歴史を存分に楽しむことが出来た今回のポタリング。
まだまだ行ってみたいお寺や神社があるので、また近いうちに訪れるでしょう。
自転車乗りの皆さんも、ヒルクライム前か後に立ち寄ってみてくださいね!