2015.9.22
日高市高麗郡の巾着田に曼珠沙華を見に行ってきました。
この日は川越市駅まで輪行して、巾着田までを走るお手軽サイクリング。
川越市から巾着田までは大体20kmくらい。県道15号をひた走ってれば到着します。
連休ど真ん中にだったので人の多さを懸念して早朝から出発。
午前中に到着すれば割とゆっくり見れます。
案の定お昼頃には車が大渋滞してました。午前中に行った方がお得なのは間違いない。
巾着田って最初、なんて読むのかわからなかったんですよね〜。
まさかそのままキンチャクダって読むとは思わなくて。深読みしました。
高麗川の蛇行によってできた地形が巾着に似ていたことから、この名前になったそうです。どストレート!
巾着田は四季折々の花が楽しめますが、中でも全国的にも有名なのが曼珠沙華です。
約22ヘクタールの面積に500万本の曼珠沙華がびっしりと咲き誇っています。
まさに赤い絨毯とはこのことかと。
規模が凄すぎて思わず感嘆の声が漏れてしまいます。す、すげー
曼珠沙華まつり開催中には、地元のグルメや特産品の販売もあり、より楽しめます。
高麗鍋というのを食べてみました。
すごく簡単に言うと、豚汁の上にキムチが乗っているやつ。
巾着田を後にし、日高市ののんびりした街並みを楽しみながらポタリング。
高麗郡は、この漢字を見ると察することが出来ると思いますが、駿河など東海道7ヶ国に居住していた高句麗人1799人を武蔵国に移し、高麗郡を設置したのを起源としています。
高句麗人を統括していた首長が高麗王若光という人物。
その高麗王若光の菩提寺が、聖天院です。
立派な楼門を潜り、階段を上っていくと本堂があります。
景色がとても良いです。
高麗王若光を神として祀っているのがこちらの高麗神社。
なんとなく普通の日本の神社とは少し違った雰囲気なように感じます。
高麗神社は出世明神とも呼ばれ、立身出世にご利益があるとして人気があるそうです。
境内の奥の方には、高麗家住宅があります。ここは高麗神社の神職を代々勤めてきた高麗氏の住宅後です。
曼珠沙華だけを観て帰るのはもったいない街でした。
のんびりとした空気感と独特な土地の歴史を感じながらお散歩&ポタリングしてみてはいかがでしょうか。